中小企業診断士の独学対策:TAC『問題集』と『過去問題集』から同友館『過去問完全マスター』に乗り換えた理由

中小企業診断士試験の独学対策として、TAC『スピードテキスト』『問題集』『過去問題集』の3点セットを使ってみましたが、問題集と過去問を同友館『過去問完全マスター』に乗り換えました。その理由をまとめてみたいと思います。

ざっくり言うと

  • TAC『過去問題集』には5つのデメリットがあります。
  • TAC『問題集』は過去問を出題文をコンパクトにしたようなもので、時間のムダと感じました。
  • 同友館『過去問完全マスター』には、『問題集』+『過去問題集」を上回るメリットがあります。
  • 何より過去問の消化こそ、中小企業診断士試験対策のキモなのです。

下記はTAC『過去問題集』を使ってみて、わかったデメリットです。TAC『問題集』は前述したとおりですので、ここでは、TAC『過去問題集』についてだけ書きます。

TAC第1次過去問題集のデメリット

  1. 過去5年分しかない。
  2. テーマ別となっていない。
  3. TAC『スピードテキスト』との連携がない。
  4. 問題と解説が分離、しかも離れすぎ。
  5. 解説が明瞭簡潔ではない。

TAC『過去問題集』についてもっと詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。

中小企業診断士の独学対策:『TAC第1次過去問題集』を断念した理由

2018.09.09

TAC『過去問題集』から同友館『過去問完全マスター』に切り替えた理由は、過去問の充実度にあり!

同友館『過去問完全マスター企業経営理論』

同友館『過去問完全マスター』のメリットは次のとおりです。

同友館『過去問完全マスター』のメリット

  1. 過去10年分の構成。
  2. テーマ別となっている。
  3. 頻出度に応じたランク制(ABC)となっている。
  4. TAC『スピードテキスト』に書いていないことが、かなり書いてある。
  5. TAC『スピードテキスト』との連携がないが、『完全マスター』をテキストにできる。
  6. 問題と解説がとなり合わせになっている。
  7. 解説は明瞭簡潔に書かれている。

ランクCは、web上のPDFです。企業経営理論はこちらからどうぞ。

中小企業診断士試験は、過去問こそ重要、過去問に始まり過去問で終わる!

どんな資格試験でも同じですが、過去問の分析が勝敗を分けると言っても過言ではありません。そう考えるようになったリソースを紹介します。これこそが問題集を変えた理由でもあります。

過去問の重要性を知らなかったaerozolさんの悲劇

色々と合格者の体験談を拝見していると、aerozolさんの「過去問の悲劇」という涙ぐましいものを発見したのです。なるほど、中小企業診断士試験は、過去問への取り組みがキモ、勝敗を分けるぐらいに重要ではないかと。

ここで私の脳は、ごそごそと雑然とした頭の中の引き出しを漁り始めました。

  • ロザンの宇治原は、京大受験を決めたとき、赤本からやったとか。。。
  • 塾に行ったこともなく、京大をストレートに合格した人は、過去問の答えをすぐに見て暗記するという勉強法だったとか。。。

司法試験の受験指導「伊藤塾」主宰の伊藤真氏の過去問に対する考え方

司法試験の受験指導で有名な「伊藤塾」を知らない人はいないでしょう。塾長の伊藤さんは、著書『夢をかなえる勉強法』の中で、「過去問に始まり、過去問に終わるの意味」と題して、このように述べておられます。

かなりの熱弁なので、そのまんま引用しますね。

「一度出た問題はもう出ないでしょう? だから過去問は意味がないんじゃないの」という人がいる。

それは大きな間違いだ。

過去問を分析していけば、出題される分野や傾向、求められているものがわかる。過去問をやることで、自分の不得意分野や弱点も見えてくる。

次に何が出るかという予測が立てられる。過去問を少しひねって自分で出題をつくれるようになれば、もう受かったも同然だ。

過去問は、目指しているゴールを知るための手段なのだ。

だから、過去問は可能な限りやっておいたほうがいい。過去問を見ずして、どうして自分に求められているものを知ることができよう。

過去問を制するものが、試験を制するのだ。

どうです? やっぱり過去問、大事ですね。

司法試験も中小企業診断士試験も理屈は同じだと思います。

先ほどのメリットにも書きましたが、同友館『過去問完全マスター』は、テーマ別で、頻度ABCのランク制でもあるので、伊藤塾長が言われているように、問題集を解きながら傾向がつかめます。

これは大きなメリットでして、2〜3回転やるころには、予測や問題作成ができるようになっているのではないかと思います。

同友館『過去問完全マスター』をメインテキスト化する作戦に切り替えた

そこで5年分しかないTAC『過去問題集』を諦めて、あんちょこに考えた作戦はこれ!

  • 10年分ある同友館『過去問完全マスター』をメインテキスト化、つまり、力試しに解くのではなく、丸暗記する。
  • TAC『スピードテキスト』は参考書とする。

同友館の『過去問完全マスター』は、この作戦にぴったりなのです。単に重要箇所を暗記するよりも、何が正しくて、何が間違いなのかをひたすら暗記していくのです。このほうが頭に残りやすいと考えました。

アマゾンでは品薄状態(2018年9月16日現在、6,000円という値段になっています、財務・会計も品薄っぽいようです)でしたので、近くのイオンの書店で買ってきました。

同友館『過去問完全マスター』[3]企業経営理論の取り組み進捗は、こんなペース

同友館『過去問完全マスター』[3]企業経営理論は、紙が800ページでかなり分厚いです。ランクCの電子データを含めると約1,000ページになります。

1回転目はざっと流して9月末かな、という見込みです。

1週間目の進捗 9月8日 〜 9月16日

  • ランクAB = 250ページ(31%、250/800)
  • ランクC = 20ページ(10%、20/193)

2週間目の進捗 9月17日 〜 9月23日

  • ランクAB = 410ページ(51%、250/800)
  • ランクC = 44ページ(23%、44/193)

2週間で半分消化できました。テキストと問題集のPDF化の試験や録音対策など、他にも効率化に取り組んでいるため、まだ徐行運転モードです。

では、また報告しますね。

ABOUTこの記事をかいた人

大廃業時代を迎えようとしている中小企業支援コンサルを目指して、中小企業診断士に挑戦中のITエキスパート。東証一部上場企業に勤務、大阪在住。資格はCCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)。